デイリーコモディティ市況コメント

WTI原油は続伸、米中貿易摩擦の緩和観測を受けて

06:58:14

25日のWTI原油は続伸。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比0.23ドル高の63.02ドル。
米中貿易摩擦の緩和観測を背景に、WTI原油は続伸している。
ただ、石油輸出国機構(OPEC)プラスにおいて、自主減産している産油国の一部が、さらなる増産を狙っているとの見方が根強く、上値は抑制されており、引き続き、狭いレンジで推移している。
トランプ米大統領は、中国の習主席から電話があったと言及したことも、緩和観測を拡大させ、取引終了にかけ、週末の高値を更新し、0.38ドル高の63.17ドルで取引を終了している。
週明けもトランプ米大統領の言動に翻弄されるとみられるが、OPECプラスの自主減産からも目が離せない。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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