デイリーコモディティ市況コメント

WTI原油は続落し、一時4年振りに60ドル割れへ

07:28:31

7日のWTI原油は続落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前週末比1.29ドル安の60.70ドル。
週明けのNY株価指数の一段安を嫌気して、WTI原油も続落して再開し、早々に60ドルの大台割れを演じた。欧州取引時間帯にかけて、60ドルを挟む値動きをみせ、欧州取引時間帯にWTI原油期近5月限は58.95ドルの安値を付けた。
米国取引時間帯に入ると、中国を除くすべての国に90日間の関税措置の停止を検討中との情報が流れ、NY株価が急反発し、それに追随してWTI原油期近5月限は一時63.90ドルまで切り返した。
ただし、デマ情報と認識されると、再び60ドル割れを演じた。
WTI原油期近5月限は60.96ドルで取引を終了している。
引き続き、NY株価の動向に左右される展開を強いられることは避けられず。
バンクオブアメリカは、石油の需給バランスが日量100万バレル悪化すれば、北海ブレントは今後数週間のうちに50ドルへ向けて下落する可能性があると、最新のレポートで報告している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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