WTI原油は続落も、引けにかけて急ピッチに買い戻される
13:50:10
21日のWTI原油は続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比0.67ドル安の97.15ドル。
米ウォールストリートジャーナルが調査会社ケプラーのデータを元にして、明らかにしたところによると、18日までの一週間平均の中東からの原油輸出が日量2400万バレル超となり、イラクに対する攻撃前の水準まで回復したと報じた。これを嫌気して、海外原油は急落する場面をみせた。
しかし、WTI原油の清算値決定後に、米当局者の話として、米国務省はペルシャ湾岸地域の米国大使館から一部職員と家族の退避命令を発令する準備をしていると一部通信社が報じた結果、引けにかけて大きく買い戻され、取引終了時点で下落したのはWTI原油期近12月限のみだった。その期近12月限は0.11ドル安の97.71ドルで取引を終了している。
米エネルギー情報局(EIA)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は306.0万バレル減、ガソリン在庫は295.2万バレル減、中間留分在庫は167.5万バレル減、認証在庫であるクッシング在庫は98.7万バレル増。
原油・石油製品在庫はさらに減少し、2003年以来の低水準、戦略備蓄在庫は1983年以来の低水準となっている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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