くりっく365:注文の方法

注文の方法

成行注文

価格を指定せず、発注した時に市場で売買できる価格にて即時に取引を成立させる注文手法です。市場で提示されている買気配や売気配の数量によっては、注文が分割して成立したり、成立値段が一部異なったものとなる可能性があります。なお、相対する買気配や売気配が無く、注文の一部又は全部が即時に成立できない場合、残った注文は成立するまで有効な注文となります。

指値注文

指定した価格又はそれより有利な価格で取引が成立する注文手法で、価格の限度(売りであれば下限価格、買いであれば上限価格)を示して行う注文です。あらかじめ、取引をしたい価格が明確になっている場合に使います。指値注文は、成立するまで又は注文を取消するまで有効な注文となり、その注文の有効期限が終了するまで残ることとなります。

逆指値注文

発注時に指定した価格以上に実勢価格が上昇した時に即時約定させる買い注文が出される注文、または指定した価格以下に実勢価格が下落した時に即時約定させる売り注文が出される注文です。買いポジションを保有している時に相場が下落したので、損失確定の決済売りを行うなどの利用が一般的です。また、相場が一定のボックス圏から離れて上昇(下降)トレンドに入るときに順張りの新規買い(売り)を入れる場合にも利用できます。

・ 逆指値注文は、逆指値価格到達後、成行として執行されますので、指定価格と異なった価格で約定することがあり、指定価格での成立を保証するものではありません。

・ 逆指値注文の場合、逆指値価格での約定成立を保証するものではありません。逆指値価格よりも不利なレートで成立する場合があります。

・ 買い逆指値の場合、成立価格又は売り気配価格が逆指値価格以上になると成行注文が発注されます。

・ 売り逆指値の場合、成立価格又は買い気配価格が逆指値価格以下になると成行注文が発注されます。

為替証拠金取引と株価指数証拠金取引では、気配値の対象が異なりますので、ご注意ください。

ストップリミット注文

発注時に指定した価格に上昇した時に指定値段の買い指値となる注文、または指定した価格に下落した時に指定値段の売り指値となる売り注文のことです。逆指値注文に比べ価格の限度を指定することで逆指値価格から著しく乖離した価格での約定を防ぐ効果があります。ストップ(逆指値)価格と、リミット(指値)価格を入力する必要があります。

・OCO注文では利用できません。

・逆指値価格到達後に値段がそのまま動いてしまったら取引は成立しません。このため、損失を限定するための注文としては不向きな注文方法です。

・買いストップリミットの場合、成立価格又は売り気配価格が逆指値価格以上になると指値注文が発注されます。

・売りストップリミットの場合、成立価格又は買い気配価格が逆指値価格以下になると指値注文が発注されます。

為替証拠金取引と株価指数証拠金取引では、気配値の対象が異なりますので、ご注意ください。

OCO注文

買い指値注文と買い逆指値注文、あるいは売り指値注文と売り逆指値注文という2つの注文をセットで発注し、一方(例えば買い指値注文)が約定したら、もう一方の注文(買い逆指値注文)が自動的に取消される注文手法です。OCOはOne Cancel the Otherの省略形です。一方の注文の全部ではなく、一部数量のみ(例えば10枚の買い指値注文のうち3枚)が約定した場合には、その約定した数量分だけもう一方の注文(買い逆指値注文3枚)が取消されることになります。この手法は保有しているポジションの反対売買として、利喰いと損切り注文を同時に入れる場合に利用できます。また、新規の買いポジションを作る場合に、指値注文でボックス圏相場時に底値付近での買いを狙い、相場がそのレベルまで下がることなく上昇トレンドに入った場合への備えとして追随での買い注文を逆指値注文で発注するような場合にも利用できます。

・一方の注文が約定すれば、もう一方の注文は取消されます。

・OCO注文で、指値注文と組み合わせができるのは逆指値注文のみとなります。

IFD注文

ある注文が約定することを条件に別途指定した注文が有効となる組み合わせ注文です。例えば、新規の買いポジションを作るための買い指値注文が約定した場合に、そのポジションを転売して利喰うための売り指値注文を発注する時に利用できます。二つ目の注文として、指値、逆指値、OCO注文が選択できます。

・ IFD注文における必要証拠金額は片道分となります。

ストリーミング注文

リアルタイムで表示されている「買気配」または「売気配」を使用する発注手法です。価格変動が激しい場合、発注した価格で約定できずに注文が無効となってしまう可能性があります。

・付け合わせ時間帯以外(プレオープン時間を含む)は注文できません。

注意事項

・ 新規に相当する注文を発注する場合には該当する証拠金維持額以上の発注可能額が必要となります。

・ 決済に相当する注文を発注する場合には証拠金維持額は必要ありません。

・ 注文の有効期限は、DAY・WEEK・GTCのいずれかが選択できます。

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